4th down gamble

「オフィス 檻の中の群狼」

 メッセがCSに間に合うとは思わんかった。天気予報はビミョーな感じやけど、さて。

 レンタル映画館のストックが切れる。

「オフィス 檻の中の群狼」
 電通殺人事件。これねぇ、ツカミはめっちゃいいんすよ。会社勤めに疲れたサラリーマンが家族を殴殺、その後姿をくらまして、警察が勤務先の防犯カメラを調べたら事件後社屋に戻っていることが判明、しかし彼が出て行った形跡はなく――と、ストレスマッハの職場風景を交えて描かれるこのへんの展開は◎。さすが「チェイサー」の脚本家(の初監督作品)やなと感心しとったんですが、「ハッ、夢か……」な演出を合図に徐々に失速。全体的にわりと型に嵌った怖がらせ方が目立ち、盛り上がりに欠けました。
 裏のカラクリがバレバレなのも残念なところで、こういう真相やからこそ、事前の“あらため”(社屋の捜索)はしっかりとやってほしかった。そこにハードルを設けることでミスリードにはなってるんやけど、同時に物語が間延びする要因にもなってて、ペース配分がうまくいっていない印象を受けました。ここは冒頭で描かれる惨劇を中心に、前後48時間くらいの流れに収めたほうがスリルを醸せたと思うな。ラストの幕引きも狙ったような余韻は生み出せておらず、そもそも彼女が逃げ切れた理由がわからん(警察は現場検証せんの?)。ジャンル映画ならそれでもいいけど、そう割り切るには雰囲気のある映画なんよね。

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by nobody85 | 2017-10-13 22:17 | レンタル映画館 | Comments(0)